• Behind The Ceramic

    作陶

    作陶

    粘土を轆轤や手びねり、様々な道具を使って成形します。
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    窯詰め

    窯詰め

    水明窯の穴窯は約15度の傾斜をつけた全長10メートルの窯が内部で5段に分かれており、各段にどのように作品を詰めていくのかが作品の出来に大きく関わります。

    窯の中を掃除しアルミナを内部に塗り、奥の5段目から順に作品を詰め、最後はレンガで入り口を塞ぎます。

    5段目から3段目には下段よりも作品の表情が落ち着いた仕上がりになるようなものを詰めていきます。

    2段目から1段目は温度が高く、作品は薪の灰を被りやすい為それらの灰が溶けて作品に表情を作っていきます。

    各段で隙間なく詰めるのか空間を持たせて詰めていくのかで火の走り方も変わる為、作品の出来を想像しながら窯詰めを行います。
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    窯焚き(前半)

    窯焚き(前半)

    前後半合わせて約7日間の工程で窯焚きを行います。
    前半は煙を窯の中に入れていくように薪を焼べていきます。
    焚き火程度の小さな炎から少しづつ大きな炎へと調整し、燃やす位置を変えていきます。
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    窯焚き(後半)

    窯焚き(後半)

    窯焚き6日を迎えると窯内部の温度も1000℃を超え15分から20分間隔で薪を焼べていきます。陶芸家の仲間も集まり焼べ手を交替しつつ、薪の本数や種類を工夫し微妙な温度変化を調整します。想定した最高温度1250℃(ゼーゲルコーンでは#10、11が倒れる程の温度)に達し、その後も温度を下げぬように緊張と興奮が入り混じる中で夜通しの作業が続きます。
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    窯出し

    窯出し

    窯焚きの終わりから約1週間、ゆっくりと温度を下げた窯を開けて焼き上がった作品を出していく。
    窯口のレンガを取り除く作業から始まり、上手く焼き上がった作品や焼き損じのものに一喜一憂しながら、作品を取り出すリレーと窯内部の整理が行われた。
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