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窯焚き(前半)
前後半合わせて約7日間の工程で窯焚きを行います。
前半は煙を窯の中に入れていくように薪を焼べていきます。
焚き火程度の小さな炎から少しづつ大きな炎へと調整し、燃やす位置を変えていきます。
前半は煙を窯の中に入れていくように薪を焼べていきます。
焚き火程度の小さな炎から少しづつ大きな炎へと調整し、燃やす位置を変えていきます。
詳細情報
前回焼かれた作品に御神酒を入れ安全と成功を願います。
1〜2日目、窯の手前に台を作り、焚き火くらいの小さな炎で窯口のレンガから窯の中までゆっくり暖める。
2〜3日目に薪を少しづつ窯口に寄せていき徐々に煤を窯の内壁に付けていきます。炎は少しづつ大きくなり、窯の内部へと空気の対流が起こり煙や火花が勢い良く窯の中に吸い込まれていく。
3〜4日目、煤が窯の内部全体に付いていく。薪の先端から末端までどのように燃えるを見守りながら、絶えず薪を焼べていく。パチパチと鳴る薪を眺め心地良い時間が流れていた。
窯の横窓のレンガを外し手をかざして実際の温度を確かめる、温度が上がってからはゼーゲルコンや穴を開けている色見本で焼き具合を確認していく。
4〜5日目には完全に窯の中に薪を入れる。
温度の上昇や薪を焼べるスピードとともに家族や仲間が集まり、焼き上がりに向け気持ちも徐々に上がっていく。
窯の内部温度も1,000℃近くなり煤が飛ぶと内部は明るくなり、炎が作品を照らす様子が見て取れる。
窯口上部のレンガを開け炎の上がりや流れを確認する。
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